家計管理をもっとうまくできるようになるために、とっかかりとして何を勉強したらよいのか考えた結果、まずはFP技能検定の教科書で勉強してみようと決めました。
そこで、今回は、まずFP技能検定について調べてみました。
FP技能検定とは
FP技能検定とは、そもそもどんな試験なのか、「日本FP協会」のホームページで調べて見ました。
FP技能検定の正式名称は、「フィナンシャル・プランニング技能検定」といい、職業能力開発促進法に基づき実施されている国家検定で、「日本FP協会」と「一般社団法人 金融財政事情研究会」の2つが厚生労働大臣から指定を受けた指定試験機関として実施されています。
FP技能検定は、1級から3級までの等級があり、合格するとそれぞれの等級ごとに「ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗ることができるとのことです。
私は、全くの初学者なので、以下、FP3級について調べてみようと思います。
FP技能検定3級について
試験日程
FP技能検定の2022年度の試験日程は、以下のとおりです。
試験日 | 受験申請期間 | 合格発表日 | |
第1回 | 2022年5月22日(日) | 3/10(木)~3/31(木) | 6月29日(水) |
第2回 | 2022年9月11日(日) | 7/5(火)~7/26(火) | 10月24日(月) |
第3回 | 2023年1月22日(日) | 11/8(火)~11/29(火) | 3月2日(木) |
出題形式等
出題形式については、以下のとおりで、学科も実技もマークシート形式で、それぞれ6割以上正解すれば合格となるようです。
試験 | 出題形式 | 合格基準 |
学科 | 筆記(マークシート形式)60問 | 36点以上(60点満点) |
実技 | 筆記(マークシート形式)20問 | 60点以上(100点満点) |
試験 | 出題形式 | 合格基準 |
学科 | 筆記(マークシート形式)60問 | 36点以上(60点満点) |
実技 | 筆記(マークシート形式)5題 | 30点以上(50点満点) |
試験範囲
学科試験
日本FP協会のホームページに掲載されている試験要綱(2022年9月)では、学科試験の出題範囲は、以下の6分野に大きく分けられます。幅広い内容に関しての知識が求められるようです。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
実技試験
実技試験については、日本FP協会は、「資産設計提案業務」、金融財政事情研究会は、「個人資産相談業務」、「保険顧客資産相談業務」からの選択制のようです。
まとめ
以上、FP技能検定の試験概要について調べてみました。3級の試験範囲を見てみると、ライフプランからリスク管理や税金のこと、金融商品や不動産、相続など幅広い分野についての知識の習得が求められているようです。
私は、仕事に活かすためというよりは、我が家の家計管理のための知識習得として、まずは3級の教科書などを使って基礎から勉強をしてみたいと思いました。
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